25 年振りの刷新で
非対面チャネル時代への対応
京葉銀行様では、約 25 年にわたり利用してきた既存のコンタクトセンターシステムを刷新し、 Genesys Cloud を導入しました。「従来の CTI システムは現状との乖離が大きく、利用率も低下していました。ここまでよく使い続けてきたというのが正直なところですが、刷新のタイミングを迎えていました」河野氏は次のように語ります。
クラウド化への背景には、従来の交換機システムの保守延長の限界に加え、電話・スマートフォン・ Web など非対面チャネルの増加がありました。一方で、顧客とのリアルな接点は増えず、コンタクトセンターの役割自体を再定義する必要性が高まっていました。従来のコンタクトセンターでは、いくつかの重要な課題が顕在化していました。まず、オペレーターのベテラン化による属人化です。応対品質は安定する一方で、ノウハウが個人に依存し、退職時のリスクやナレッジ継承の難しさが課題となっていました。
また、応対記録は音声や簡易メモにとどまり、組織的な活用が困難でした。顧客対応の実態が十分に可視化されていなかったことも大きな問題です。
さらに、コールの波動への対応も難しく、曜日や時間帯による偏りに柔軟に対応できない状況が続いていました。総合窓口では問い合わせ内容が多岐にわたり、ベテランの経験に頼らざるを得ない場面も多く見られました。
そこで、システム刷新にあたり、京葉銀行では RFP を通じて複数のソリューションを比較検討。その中で Genesys Cloud が選ばれました。選定理由としては、コンタクトセンター基盤としての機能網羅性、金融業界における実績、そしてユーザー同士の情報交換コミュニティの存在が挙げられます。実際に地方銀行の情報交換会にも参加し、導入後の運用イメージを具体化できたことも大きな後押しとなりました。